DEFORMは、最先端の数値計算技術を駆使し、金属の材料流れ・工具への負荷状態・熱処理による変形・切削時の切りくず予測など、
あらゆる加工現象をコンピュータ上でシミュレーションできる製造系CAEソフトウェアです。
・冷間・熱間・温間鍛造
・切削(旋削・ミリング・ドリリングなど)
・熱処理(焼入れ・浸炭など)
・板成形・板鍛造
・ロール成形
・押出し成形
・塑性締結
・コギング
さまざまな用途に応じた製品をご用意しています。
ニーズに合わせて、ご自由にお選びいただけます。
DEFORM-3D
DEFORM-2D
複雑な形状を持つ3次元形状において、素材の変形推移を解析でき、実加工では難しい変形途中の形状も確認することができます。また、加工中に工具にかかる負荷(応力状態)を解析でき、工具寿命向上のための検証を事前に実施することができます。
解析分野
▲ 冷間・温間・熱間鍛造
▲ 押出し
▲ 板材成形
▲ 圧延・ロール成形
▲ 焼結鍛造
▲ 引抜き
▲ 破断解析
▲ リングローリング
モデリング機能
- 剛塑性/弾塑性/弾性/多孔質体、任意の変形モデルで定義可能
- 変形中の素材/工具の熱伝達解析
- 工具の弾性解析(応力解析)
- 複数変形体の同時解析
- 各種プレス特性設定
DEFORM-F3
DEFORM-F2
解析の対象を鍛造に特化させ、操作もさらに簡単にしたプリ・ソルバー・ポスト一体型の鍛造用シミュレーションソフトです。解析のコアにあるソルバーは、DEFORM-3D/2Dを使用しているため、解析精度に違いはありません。
解析分野
▲ 冷間・温間・熱間鍛造
▲ 押出し
▲ 板材成形
モデリング機能
- 剛塑性/弾塑性/弾性/多孔質体 *金型応力解析時は弾性体
- 変形中の素材/工具の熱伝達解析
- 工具の弾性解析(応力解析)
- 各種プレス特性設定
DEFORM-HT3
DEFORM-HT2
熱処理工程中に生じる温度変化・相変態・応力ひずみ分布等を解析することができ、高周波加熱を含め、さまざまな熱処理過程によって生じる、変形・応力集中等を予測することができます。また、浸炭解析より、炭素濃度分布・浸炭深さを予測することができます。材料データは、組織・温度・炭素濃度依存性が考慮されています。
解析分野
▲ 浸炭
▲ 拡散
▲ 焼入れ
▲ 各種加熱工程
▲ 窒化処理
モデリング機能
- 相変態・熱伝達・変形・拡散の連成解析
- 変態塑性、移動硬化則の考慮
- 相分率/ジョミニー曲線、2種類の硬度予測モデル
フローティングライセンス
ライセンスを1台のサーバーで管理し、同一ネットワーク上にあるどのPCでも ライセンスを共有して使用することができる方式。効率的にライセンスを複数のユーザーが利用できます。
バッチ・キュー
解析の計算を予約することができます。複数の解析ジョブを順次実行する機能です。
DOE/OPT
DOE(Design Of Experiments:実験計画法)は、設計パラメーターの上限・下限を指定するだけで、自動的にパラメーターのサンプリングから複数解析実行、結果の解析まで行います。各パラメーターの出力結果への影響度合いを解析することができます。 OPT(Optimization:最適化)モジュールでは、任意の設計変数と目的関数、制約条件の設定により、目的関数、制約条件を満たした最適な設計を求めることができます。
並列計算(MPI)
計算実行時に複数のプロセッサー(Core)を使用する機能です。このオプションを追加する事により、計算効率の向上を図ることができます。
ジオメトリーツール
ジオメトリツールは、STLファイルの編集を行うことができます。 ジオメトリツールは、エラーの検知や自動修正機能を持ち、また面のオフセットや結合、スライスなどの編集機能、ポリゴンを指定して削除したり、ポリゴンを生成したりする細かな機能などを含んでいます。
鍛造
鍛造用シミュレーション専用に開発されたテンプレートです。ユーザーの設定に要する時間をできるだけ削減できるよう設計されています。ただし、弾塑性解析・複数の材料の変形解析・破断解析など複雑な解析はできません。
切削
切削シミュレーション専用に開発されたテンプレートです。被加工物の形状定義・工具取り付け位置定義などを簡単に設定することができます。
鍛造
鍛造用シミュレーション専用に開発されたテンプレートです。ユーザーの設定に要する時間をできるだけ削減できるよう設計されています。ただし、弾塑性解析・複数の材料の変形解析・破断解析など複雑な解析はできません。
切削
切削シミュレーション専用に開発されたテンプレートです。被加工物の形状定義・工具取り付け位置定義などを簡単に設定することができます。
圧延
シェープローリング(形鋼圧延)シミュレーション専用に開発されたテンプレートです。設定の容易さはもちろん、ALEを用いて計算時間短縮もはかられています。
押出し
押出し成形の解析モデルを設定するためのテンプレートです。
フローフォーミング
金属の板またはパイプ状の素材を回転させ、そこにローラーを押し付けて成形を行うフローフォーミングモデルの設定を簡単に行うことができます。
コギング
ゴギングシミュレーション専用に開発されたテンプレートです。工具・マニュピュレータなどの複雑な設定を、非常に簡単に行うことができます。
リングローリング
リングローリングモジュールは、リングローリング解析専用に開発されたモジュールです。設定は対話方式になっており、非常に簡単に設定することができます。DEFORM-3Dのオプションとして、もしくはスタンドアローンのDEFORM-RRとして利用することができます。
熱伝達率逆計算
実験値の温度履歴データを用いて、熱伝達率を逆計算するモジュールです。DEFORM-2DもしくはDEFORM-3Dのオプションとして利用することができます。
熱処理モジュール
熱処理モジュールHTは、DEFORM-3Dもしくは2Dのオプションとして追加利用することができます。機能としては、単独のDEFORM-HT3/HT2と同じです。
マテリアルスイート
ミクロ組織の解析により、特性および性能の予測に役立つユーテリティとモデルを提供します。(TTT線図作成、JMAKパラメータ・フィッティング、CAモデル、モンテカルロJMAKモデル、変形抵抗のパラメーター・フィッティング、ANSYSインターフェース)。
お得なパッケージをご用意しております。
プレミアムパッケージ
実験計画法/最適化パッケージ
プラットフォーム・推奨マシンスペック(PC)
プラットフォーム |
Windows 10 (64bit版) Linux CentOS 6 *Unix/Linuxプラットフォーム詳細については、お問い合わせください。 |
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推奨マシンスペック(PC例) |
CPU:- インテル core i7 (6コア) メモリ:64GB以上(推奨) ハードディスクドライブ:500GB グラフィックボード:Quadro P400/2GB |
1980年代 | ACPID (Bettlle研究所にて) |
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1989 | DEFORM-2D リリース |
1991 | Scientific Forming Techonologies Corporation (SFTC)設立 |
1993 | DEFORM-3D リリース |
1994 | DEFORM-PC リリース |
1995 | ヤマナカゴーキン DEFORM-2D/3D導入 |
1997 | ヤマナカゴーキン 販売代理店 |
1998 | DEFORM-HT リリース |
2001 | ヤマナカゴーキン 日本総販売代理店 |
2005 | DEFORM-F2/F3 リリース |
2006 | 日本語版 リリース |
2009 | クラスター リリース |
2013 | ヤマナカゴーキン アセアン販売代理店 |
2014 | 実験計画法 リリース |