3D-各種成形解析

ALEシェイプローリング解析1


計算の高速化を目的としたALE法を用い、角材を熱間圧延する解析事例で、フラットな回転工具で圧延します。 ALE法では、ラグラジアン法のように実際の回転工具の座標を更新する必要なく、定常的に圧延された素材の変形、ひずみや温度などを精度良く計算することができます。 ラグラジアン法に比べ計算時間の短縮が図れますが、接触部のみ要素サイズを小さくしたり、六面体要素によるリメッシュを行えるなど精度面でも効果を期待できる方法です。 (この事例は、ローリングテンプレートで設定されています。)

解析条件

・ 単位系:SI
・ 要素タイプ:六面体
・ 総要素数(設定時):約4640
・ 総ステップ数:約652[step]
・ リメッシュ回数:約0回
※並列数やバージョンによりステップ数やリメッシュ回数など多少異なります。

ダウンロード

※圧縮ファイルには下記ファイルが含まれております。解凍後ご利用下さい。
・3D_ALE_Shape_Roll_Ex1.KEY
・COARSED.DAT
3D_ALE_Shape_Roll_Ex1.zip(159KB)

計算時間/マシンスペック一例

【計算時間】
並列計算無し :  1h 12m 1s
4並列計算  :  1h 13m 36s

【マシンスペック】
OS:Windows 7 64bit版
CPU:Corei7 3930K @ 3.20GHz (6core)
メモリ:32.0GB

サンプルデータについて

本事例のデータはDEFORMのインストールデータ内にも保存されています。
・・・\SFTC\DEFORM\v12.0.1\3D\3D_Examples\SI\Rolling