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3D-各種成形解析
転造成形解析
このサンプルは、転造解析の事例です。
ねじ溝の変形領域のメッシュサイズを小さくするために、 STRAIN_DST.DATを利用してます。 また、計算時間短縮のために、DEF_RSE.DATを利用した事例でもあります。
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・STRAIN_DST.DAT
・DEF_RSE.DAT
※DATファイルは、DBと同じ階層に保存します。 保存後、計算を実行することでDATファイルの機能を利用することができます。
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< STRAIN_DST.DAT の利用>
一般的には、メッシュウィンドウで領域を指定して要素サイズを小さくすることができますが、 本例では、STRAIN_DST.DAT ファイルを利用してます。 通常、重み付けのひずみで定義されている割合より、ひずみ勾配が大きいところの要素サイズを小さくしますが、STRAIN_DST.DATファイルを利用することで、 ひずみ勾配でなく、ひずみの大きさを基準にして、ひずみの大きな領域の要素サイズを小さくすることができます。
< DEF_RSE.DAT の利用>
RSE(Rigid Super Element)法は、微小変形領域となる剛体領域を計算から除外して、計算時間を短縮させる手法です。
鍛造工程では、ディフォルトのRSE機能で十分に計算時間を短縮できますが、転造解析の解析時間を最適にするために、 本例では、DATファイルによるRSE法を制御した事例です。
本例では、ひずみ速度1[1/s]以下の領域を剛体としたRSE法を強制利用することで、計算時間短縮に効果を発揮しています。
解析条件
・ 単位系:SI
・ 要素タイプ:四面体
・ 総要素数(設定時):約91000
・ 総ステップ数:約715[step]
・ リメッシュ回数:約112回
※並列数やバージョンによりステップ数やリメッシュ回数など多少異なります。
ダウンロード
※圧縮ファイルには下記ファイルが含まれております。解凍後ご利用下さい。
・3D_ThreadRolling.KEY
・DEF_RSE.DAT
・STRAIN_DST.DAT
3D_ThreadRolling.zip(6.45MB)
計算時間/マシンスペック一例
【計算時間】
並列計算無し : 2h 40m 57s
4並列計算 : 2h 14m 33s
【マシンスペック】
OS:Windows 7 64bit版
CPU:Corei7 3930K @ 3.20GHz (6core)
メモリ:32.0GB
サンプルデータについて
本事例のデータはDEFORMのインストールデータ内にも保存されています。
・・・\SFTC\DEFORM\v12.0.1\3D\3D_Examples\SI\Thread_Rolling