3D-熱処理解析

オーバーラップ式の高周波解析


このサンプルは、BEMの手法を用いた高周波加熱解析です。2種数の周波数電力を取り入れたオーバーラップ式の高周波解析事例です。
周波数をコイルに定義しています。渦巻き状のコイルによる高周波により、円柱形状の素材を加熱する場合の温度分布を計算します。「熱伝達と加熱高周波(BEM)」モードをオンにし、BEM(境界要素法)の解析手法を利用します。この手法では空気にメッシュを切る必要がありません。

解析条件

・ 単位系:SI
・ 要素タイプ:六面体
・ 総要素数(設定時):約1600
・ 総ステップ数:約40[step]
・ リメッシュ回数:約0回
※並列数やバージョンによりステップ数やリメッシュ回数など多少異なります。

ダウンロード

※圧縮ファイルには下記ファイルが含まれております。解凍後ご利用下さい。
・3D_DualFrequencyHeating+1000+10000-Combined.KEY
3D_DualFrequencyHeating+1000+10000-Combined.zip(39.4KB)

計算時間/マシンスペック一例

【計算時間】
並列計算無し :  0h 0m 29s
4並列計算  :  0h 0m 20s

【マシンスペック】
OS:Windows 7 64bit版
CPU:Corei7 3930K @ 3.20GHz (6core)
メモリ:32.0GB

サンプルデータについて

本事例のデータはDEFORMのインストールデータ内にも保存されています。
・・・\SFTC\DEFORM\v12.0.1\3D\3D_Examples\SI\Induction_Heating